我々の活動はフォーミュラスタイルのレーシングカーを設計製作し、 全日本学生フォーミュラ大会に出場することにあります。 活動初年度の2007年度は試作車としてGDF-01、大会出場車両としてGDF-02を製作しました。 以後、毎年1台のペースで設計製作を行っております。
車両名にある「GDF-**」というのは、チーム名の「GranDelFino」を略して「GDF」とし、 そのあとにある数字は、何両目の車両であるかを意味しています。
セミモノコックフレームを採用し、低速コーナーの強化をコンセプトにした車両。エアシフターの導入や、カーボン製のサスペンションアームの本格採用など、様々な取り組みを行いました。
GDF-19でのモノコック採用のために、先行製作された車両。2023 年11月初走行。様々なデータの取得と新規開発項目の実践投入が行われました。この車両で得た経験が、次の車両に生かされています。
2023年度車両モデル、第21回学生フォーミュラ日本大会に出場したマシン。低速コーナーを弱点と分析し、マ シンパッケージングを熟成。今年度で最後となるエコパでのEnduranceコースレコードを記録しました。
2022年度車両モデル、第20回学生フォーミュラ日本大会に出場したマシン。車両コンセプトは「旋回性能への挑戦と更なる出力の向上」 車両の持つ加速性能、旋回性能を存分に活かす事を目標にした車両でした。
2021年度 車両モデル。第19回全日本学生フォーミュラ大会への出場に向けて制作されたマシン。車両コンセプトは、「出力確保とベース開発」としました。
新型コロナウイルスの影響で、大会中止のため、一部が未完成。 2020年度では2019年での雪辱を果たすべく、車両コンセプトを「力と器」と設定しました。そしてチーム初となるエンジン載せ替えも挑戦し、様々な改革に挑みました。
2019年度モデル、第17回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~軽量化~」。大幅な軽量化により、車両の運動性能を限界まで高める事を目標にした車両でした。
2018年度モデル、第16回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~確かな速さへの挑戦~」。 旋回性能の向上及び軽量化により、安定した速さを目標にした車両でした。
2017年度モデル、第15回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~Fast Lightweight Sports~」。 基本性能の向上により直線区画のタイム短縮を目標にした車両でした。
2016年度モデル、第14回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~コーナリング挙動の追求~」。 Grandelfino初のエアロデバイス搭載車両でした。
2015年度モデル、第13回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~中高速コーナーにおけるコーナリング姿勢の追求~」。
2014年度モデル、第12回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~テクニカル区間最速~」。 積極的に新技術を取り入れ、マシンスペックの底上げをおこまいました。
2013年度モデル、第11回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「〜ドライバビリティの追求〜」。 全てのドライバーにとって操縦しやすいマシンとするために、 大会直前までドライバーとすり合わせを行い、調整を繰り返し続けました。
2012年度モデル、第10回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「〜低速コーナー脱出速度の追求〜」。 Grandelfino史上最も早いシェイクダウンを達成し、 300kmの試験走行距離を走行した結果、大会への準備を万全にすることが出来ました。 Grandelfino初の総合優勝車両です。
2011年度モデル、第9回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~洗練~」。 GDF-05からの変更点を最小限にとどめ、早期に車両を完成させたことで、大会までに250kmの走行を行うことができました。 GDFの中では最も軽量であった160kgという車体重量も特徴です
2010年度モデル、第8回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~Answer~」。 今までの車両コンセプトを統合し、フォーミュラマシンに対するGrandelfinoの答えとして制作されました。
2009年度モデル、第7回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「正常深化~小型・軽量・信頼性~」。 GDF-04では各部にカーボン素材を使用し、GDF-03と比較して20kgの軽量化に成功しました。
2008年度モデル、第6回全日本学生フォーミュ ラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~小型・軽量・ドライバビリティの向上~」。 GDF-02から大幅な設計変更を行い、Grandelfinoの追い求めるものにより近いマシンになりました。
2007年度モデル、第5回全日本学生フォーミュラ大会に出場したマシン。 車両コンセプトは「~小型、軽量、低慣性マス~」。 Grandelfino初の競技用車両として誕生しました。
学生フォーミュラ大会に出場するためのGDF-02を製作する上で、必要な知識を習得するために製作された試作機です。